2020年11月14日 黒味岳
朝から雨模様のこの日。
降り方は徐々に弱まっていく感じで、あわよくば雲の切れ目から晴れ間が出てこないかなぁ〜なんてことを期待しながら歩き始めました。
さすがにこの標高で雨が降ると肌寒いです。
風もあったので、そのせいもありますが、そういうことを全てひっくるめてこの日はチャレンジしています^^
いつも見ていたシンボリックなスポットの木。
木に着生したナナカマドの根が絡みついて、まるでトルネードのようだったのですが風に引きちぎられてしまっていました。
Tさん、何をお祈りしているのでしょう…。
あたりは真っ白で、時折吹く風が冷たかった。
それでも静かな花之江河はどこか晩秋の装いを持っていて、気持ち良かった。
コロナの影響であまり運動ができなくなっていたTさん。
いつもより登りのキレがありませんでしたが、それでも登頂!
この天気でも山頂を目指したいと明確に答えるあたりが、Tさんの良いところです^^
山頂は雲の切れ間が時折かすかに見えるものの、すぐに雲に覆われてしまい、結局見ることができないままでした。
それでも私たちは可能な限り楽しさを発見して楽しみます♪
爆風の中、岩の割れ目を思いきってジャンプして渡るTさん。
はたから見たら何が楽しいのだろうと思うかもしれませんが、私たちはテンション上がっていました(笑)
幸い雨は霧雨程度で、それが強風で増幅されているだけでした。
そして、山頂部は風が上に吹き上がってしまっていて、空気溜りみたいになっていました。
そのおかげで、意外と山頂部自体は風が弱かったです。
ラッキー♡
実は登っている段階で、山頂付近でお昼ご飯をとれるのではと狙っていました(笑)
Tさんにこんな天気だけど、二人だけならば何とか風をよけてランチとれそうだけど、ここで食べる?それとも樹林帯に戻って食べる?と聞いてみました。
山頂の岩の下で食べる!と直ぐに返事が返ってきました(笑)
またもやさすがです。
ここは雨風共に防げて、温かいランチを二人でゆったりと食べて来ました。
こういうのって地味に楽しいです(笑)
下りは、Tさんがビックリするほど早くて、ちょっとした笑えるアクシデントもありました(笑)
あのゆっくりと黒味岳を上がっていった人と同じ人だとは到底思えませんでしたよ(笑)
結局いつも通り、行けそうなら行ってみる。
そんな中で見つけられる楽しい事を味わうという、至ってシンプルなまでの登山をやってきました。
またいつか黒味岳に登る時は、景色も見てみたいね♪
まぁ、次は先に高盤岳かな?