2022年10月30日 貸切での縄文杉ツアー
七年の交際を経て結婚が決まっているお二人。
ただ、お付き合いが長いだけに節目となるプロポーズは、二人で何かを成し遂げたときにしたいね!と話合っていたようです。
そんなお二人が選んだのが、縄文杉への挑戦。
具体的な場所やタイミングみたいなものはあまり決まっていなくて、歩き出して色々と見て感じて正式にプロポーズをするということになりました。
実は今回のご縁は、以前参加してくれたMさんからのご紹介だったのです。
素敵な参加者から頂いたご縁、再びその時のことを思い出しました。
申込いただいてから、ついにこの日が来たという感じがしてワクワクしながらも、ちょっとだけ緊張もしました。
まぁ、それでも一緒に想い出に残る日にするぞ!というワクワク感の方が強かったかなぁ😊
そんなツアーがいよいよ始まりました〜。
雨がポツリポツリと降る朝ですが、二人は底抜けに明るいです✨️
カメラの感度を相当上げて撮ってやっとこの明るさです。
肉眼ではギリギリ美しく見えても、カメラのレンズではかなり厳しい戦いです。
それでも、奥の緑や葉の鈍いテカりなどがこの日の美しさを物語っています。
小杉谷橋で河原に存在している巨岩をマジマジと眺める二人。
何気なくとった写真だったけど、微妙にシンクロしているのに後で気付いて笑いました🤣
写真はいきなりトロッコ道を終えて山道に入っていますが、トロッコ道では以下のような状態で歩いていたようです。
(会田)
お二人の出会いからの話しAさんがしてくれていて、それを興味深そうに聞いている。
と同時に、ツアーに参加して頂いているのでタイミングを見計らって自然の紹介をさせてもらう。
そして、話しをまたなれそめに戻し、話しを聞かせて貰い話しに華が咲くという循環。
(Oさん)
プロポーズの時に実はコッソリとイベントをぶっ込むことを考え中。
いつもはよく話すのに、この日はあまり喋らないのでおかしいなぁとAさんには早々に気付かれている😁
(Aさん)
交際7年間を会田に知ってもらうべく、交際するきっかけから話しをしてくれる。
これがまた「特濃」な内容で、大学生のものとは思えない濃さのストーリーが展開される🤣
会田にとっては、この貴重な1日を一緒に歩く私にも、お二人のことを知ってもらいたいと話してくれるAさんとOさんに衝撃を受けながら、ものすごく興味を惹かれました!
ウィルソン株の中で、自撮りをしているお二人。
スマホのライトが宝を見つけたような写真になっていた♪
お二人はウィルソン株に到着した時から、株の周りの森に感動していた。
こういうのってすごく嬉しい♪
ウィルソン株は有名な存在だけど、その人がその日に何を感じるかは自由だし、むしろ人によって違って欲しいくらい。
その観点からいくと、こういう場を側で見られるのはガイドとしてもとても嬉しいものです😊
はい、夫婦杉です🥰
それはね、撮らないわけにはいきませんよね〜♪
実際の結婚式は1年8ヶ月後だそうです!
若いヒメシャラの樹が立ち並ぶ空間で、同じ暖色系のレインウェアを着るお二人。
写真を撮る準備段階で雰囲気が良かったので、撮ってみた1枚。
標高を上げれば上げるほど濃くなっていく霧。
深い森の存在感がドンドン増していきます。
そして、念願の縄文杉に到着。
お二人とも共通してたのは、「思った以上に早く着いたし、楽だった」とのこと。
まぁ、お二人のエネルギー(体力とはまた違ったもの)を考えれば妥当かなと😁
到着した時は、濃い霧の中でシルエットがうっすらと見える程度だったのですが、少しだけ見えるようになった瞬間に📷で1枚。
すっごく良い感じです🤩
そして、Oさんが考えていたプランを道中での思いつきでブラッシュアップさせ、ついに二人での作業開始!
詳しい内容はお伝えしませんが、お二人の想いを紙に書いて辞書のような本に似せた箱に入れて、記念とするべく鍵をかけていました。
作業中の様子。
想いを形にしてしっかりと届け、共有しようとする姿勢。
私もしっかりと学ばせてもらいました。
こういうのってなかなかできないのですよねぇ〜。
私も自分の人生をフッと振り返ってしまいました。
このあと動画撮影に切り替えたので、ここで紹介できる写真は少なくなりますが、お二人の思い出は動画にてお届けできそうです😊
記念すべき1枚。
実は、この後突然雲が取れて、太陽⛅が顔を出しました。
縄文杉も春を迎えた樹のように瑞々しい姿を見せてくれ、もう感動でした✨️
私たちが居たときは嬉しい限りの晴れ間を体験させてくれましたが、その後は雲が元のように覆ってきて、また雨となりました。
あそこまで濃い雲🌫が突然晴れるってのは本当に珍しいです。
感動の時間を過ごした私たちは、東屋へと移動し、ちょっぴり遅いランチにしました。
温かいお味噌汁と、温かいおかずを食べると、雨で濡れて冷えた身体にぬくもりが戻ってくるのが分かります。
ゆっくりと幸せを感じられた瞬間でした。
参加者とガイドという関係だけではない目線で私を位置付けてくれていたお二人。
1日を通して心のそこから幸せを感じ続けられたのは、お二人の人柄やものの考え方のおかげだと思っています。
お二人の記念すべきプロポーズという瞬間、いや1日を、ご一緒させてもらい本当にありがとうございました。
感謝しかありません…。