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残雪のある西部林道で春の陽気を味わってきました!

2023年1月26日  西部林道ツアー

24日のの午前中。

寒風吹き荒れる中、一本の電話がありツアーに参加したいとのこと。

ただ、既に山への道路は積雪のため通行止めで、恐らく26日もまだ解除されないだろう。

そんな状況を理解した上で、西部林道ツアーを申しこんで暮れたのがKさんでした。

飛行機も船も欠航していたのですが、荒れる前に既に屋久島入りしているとのことで安心しました。

 

前日は本当に寒くて、家の前でも雪が積もったほど!

なので、ツアー当日の朝は寒さ対策もしっかりとして出発しました。

予報では南風に変わる流れでしたが、朝の寒さではまだまだ信頼できませんでした。

 

名前の通り島西部にある西部林道ですが、冬は特に陽が当たるのが遅いです。

ただ、この日は無風だったので大分精神的に守られている感がありました✨️

ツル植物に囲まれる参加者

 

西部林道の道路脇に駐められている車の多くは、調査関係者の車の場合が多いのですが、この日はヤクザル調査隊の車が駐まっていました。

去年の2022年度から、特定非営利活動法人屋久島いきもの調査隊(Yakushima Wildlife Research Group)へと組織の変貌を遂げました。

なので、名称もMacaqueからWildlifeへと変わっています。

しかし、このエンブレムお洒落ですよねぇ〜。

私はとっても大好きです😊

屋久島モンキーリサーチグループのエンブレム

 

そんなエンブレムを見たあとしばらく歩いていると、居ました居ました♪

陽だまりは温かく、風も無かったのでサル団子を作っていませんでした。

この気温で曇って風が強かったら絶対にサル団子が見られた条件でしたが、この日はみなさんとても気持ち良さそうでした♪

私たちも足をとめて、本当にじっくりと観察させてもらいました。

道路の陽だまりに集まったヤクザルが毛繕いをしている写真

 

西部林道の中にはいたる所に炭焼き窯跡があるのですが、ここのは入口もしっかりと残っていて、比較的保存状態が良いです。

炭焼き窯跡

 

ガジュマルとオオタニワタリ、そしてツルのアーチと曲線が綺麗なスポットです♪

弓のようにしなったガジュマルと参加者

 

西部林道ツアーをしていると、屋久島って本当に海と山が隣同士の存在で、平地がほとんどないってことを実感します。

西部林道に関しては、平地ゼロですもんねw

森から出た瞬間この景色なのです😄

遠くに口永良部島を望む海岸線にいる参加者の写真

 

この日は、日中からどんどん気温上昇。

お弁当の時なんて、普通はすぐにダウンを着込むのですがこの日はそんなこともせず。

むしろ、太陽の陽射しが暑いくらいでした😆

家の前にまだ残雪があったなんて思えないくらいです。

お弁当食べてお昼寝して、歩き始める頃にはフリースさえ脱ぎましたよ。

巨大な花崗岩に覆われる海岸線を歩く参加者

 

なんなら、「もう春なのか…?」という陽気だったので、ヤクザルやヤクシカも森の中で活発に活動していました。

沢山の野生動物に会えて、彼らの時間に則ってのんびりと過ごした森は本当に平和そのものでした。

リンゴツバキの花をいじくるヤクザルの写真

 

屋久島にはもう5度ほど来ているKさんですが、せっかく西部林道まで来たので帰りに大川の滝も立ち寄りました。

マイナスイオンたっぷりといった感じの冷たい空気を深く吸い込んで、再度リフレッシュしちゃいました。

大川の滝を前に、両手を広げて深呼吸している参加者の写真

 

Kさんは普通の人ならば、何もせずに(出来ずに)帰ってしまったであろう天気でも、貪欲に山に入っていって屋久島滞在を楽しんでいたのには本当に感心しました。

それくらい、今回は天気が崩れていたので…。

最終日の愛子岳、どうなったかなぁ〜♪

 

\冬でも西部林道は本当に最高!!!/

 

 



 

 

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