2018年10月18日 大和杉
同じ九州圏から来てくれたM夫妻。
以前はよくお二人で山にも登られていたようですが、ここ数年はご両親との時間を優先的に割いてきたようで、自分達の時間はなかなか持てなかったようです。
そんな中、お二人の時間を大事に思って参加して頂けました。
同じような境遇の方も多いと思います。
ご自身達が元気になり、心と体に少しでも余白(ゆとり)が出来れば、また人生もそのゆとりを緩衝材として静かに着実に好転していくと思います。
道中でそんな事情を聞いていたので、少しでも心身共にリフレッシュ出来るように寄り添おうと思ってツアーを行っておりました。
さて、そんなお二人ですが、当方のHPを見て縄文杉から大和杉へと興味対象をシフトして頂いたようです。
大和杉コースに参加して頂ける方達とは、本当に価値観の共有が参加を決めてくれた時点で既に大部分が出来ているような気がします。
Mさんも奥さんのTさんも非常に気に入ってくれたようです。
この巨木に囲まれる感じは、屋久島といえどなかなか味わえるものではありません。
会社設立当初から一貫してこの大和杉ツアーを行ってきたのは、私が初めて大和杉コースを歩いた時に心から魅せられてしまった想いがベースとなっています。
この素晴らしい環境を、ほとんど人に会う事なく(この日はゼロ!)味わえるのは、何物にも代え難いと思います。
ご主人のMさんも、ここを選んでくれた奥さんのTさんには深〜く感謝していたのではないでしょうか(*^_^*)
遂に目の前に現れた大和杉さん。
お二人は遠くから大和杉さんをひと目見て、その存在感に圧倒されていました。
私も同じような感動を味わった一人ですので、そんな姿を見るとそうでしょう、そうでしょう〜♪と嬉しい気分になってしまいます(笑)
少し離れるとまた全体像が見えて良いものです。
この大和杉さんを見ながらお昼弁当を食べて、お別れを最後に伝えた一コマです。
帰りには三穂野杉さんともご対面。
すらっとした美形の大和杉さんとはまた違った容姿の杉です。
そんな三穂野杉さんを前にして、屋久杉の凄さに想いをめぐらせて時間を過ごすお二人。
心からリラックスしてくれているようで良かった♬
朝、ホテルに迎えに上がった時、秋晴れの陽射しを受けて外まで出て来てくれた時のお二人の笑顔が忘れられません。
そして、重かったであろうに、お二人で大事に育てている柿を手土産に持って来て頂き…。
ガイドと参加者という枠を越えたお付き合いが、この限られた1日の中で出来ていたら嬉しいです。
少なくとも、私はそう感じる事が出来た1日でした^^
今回参加して頂いたツアーは…
[button-green url="https://pockets.jp/tour/yamato_sugi/" target="_self" position="left"]選ばれし人だけが選んで来る大和杉[/button-green]