毎年、春には日程を確保して挑む夏の奥岳沢登り。
フォレックの古賀くんとのこの毎年の恒例イベントも今年で3年目。
何やらうちらの中で外せない楽しみになっているのは間違いないですな
( ´艸`)ウシシシシ
今回の沢は去年行くはずだったんだけど、大雨で断念した経緯がある。
だから、今年こそはって思っていた部分も多いんだ。
天気予報は最初は微妙だったんだけど、何とか安定した天気になって良かった♪
今回は沢へのエントリーをまず間違えない事が大事。
二人して地図を見ながらまずはベストな入り口を探す。
思った以上にアプローチが長く(まぁ地図でもそれなりにあったがw)、藪に手こずって時間がかかった。
まぁ、ピンポイントで良い場所に下りられたけど、まぁアプローチが長いとしんどいねwこれも沢登りの一部だわなぁ。
さてさて、長めのアプローチをクリアして沢に降り立つと、岩だらけのゴーロ帯。色気が無いのでw、少しお弁当を食べるに相応しい場所まで歩き続ける。平らな岩とまずまずの空間を見つけて、半分空腹に急かされるようにポイントを決めてお昼にしました。旨し!!
さ〜て、登っちゃうよぉ\(^O^)/
・・・
なんかイメージよりもゴロゴロしてない?
岩、デカくない??w
何も難しい訳では無く、なんかゴロゴロしてます。岩が…w
もう少し女性的な景色を想像していたので、ちょっとギャップが…。
とにかく連続する岩が印象的。きっと降水量が少ない時期だったから、余計岩の存在を感じたのかもしれません。これは多分にあると自分では思っていて、去年行った沢を今年の春にも行ったのですが普通の水量の時ってこんなに普通なんだぁ〜って思ってしまいましたモノね。
奥岳の沢登り、ひょっとして増水後が最適?w(沢に依るから安全に〜♪この沢も増水したら危ないっす)
やっと角度が緩くなってくると、巨岩の下をくぐっていけそうな場所に遭遇。こういうのくぐらないとねぇ〜♪
水が気持ち良いぃ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o
所々に水深が若干ある所などは、ご覧の色ですよ^^
吸い込まれますよねぇ〜。
このルートがそうなのか、はたまた今年は数多くの種が相当数の花を付けている年のせいか分かりませんが、まぁシャクナンガンピがかなりの見頃。しかも、その個体が美しいものばかり。稜線でしかあまり出逢ってこなかったせいか、シャクナンガンピってこんなに美しい木だったんだぁ〜って再認識させられました。
さぁさぁ、いよいよ待ち望んでいた景色が出て来ましたよ〜♪
私達はアクティブに沢を登りたい訳では無く(そういう願望は所々で出て来るポイントで発散していますがw)、とにかく屋久島の沢を通じて屋久島の本質的な美を探り当てたいがために登っている気がします。
一緒に登った古賀君が居ますね^^
個人的にこの沢に抱いた印象は「不思議チャン」ですw
静かに流れ、鏡のような水面をまとう沢に、配置などまったく考慮されていないかのようにドド〜ンと鎮座する巨岩。
このミスマッチがホントこの沢の印象であり、それは最後まで一貫されていました。やはり…不思議チャンですw
その最たるものがコレw
どうです?これで美を醸し出すこの沢ってww
この後もナメがいくつか出て来て、やはりナメは堪りませんなぁ〜♪
さぁ、いよいよ源頭部が近そうだな。
う、うつくしい〜。
屋久島ってやっぱり日本の楽園ですよね。
こういう所に足を入れさせて貰えて、その持つ美しさを堪能出来るのは本当に幸せな事だと思います。
屋久島の水はこうやって私達の暮らす場所へと流れて行くのですよねぇ〜。
源頭部に詰めて来ましたよぉ。風景も変わって来ました!
さぁ山頂も見えてきた。
この山に登る度にあそこのエメラルドグリーンの所に行きたいなぁって思っていたモノです^^
そして、今そこに自分が居る。ありがたやぁ〜♪
非常に爽やかに報告してきましたが、この後の藪漕ぎの酷さは目に余るものでしたwwいやぁ、ホントうんざりしましたよw酷い酷いと聞いてましたが、断言しましょう!「酷い」ですww
ただ、しょうがないですよねぇ〜♪それも含めて沢登りなのですから(⌒‐⌒)
そして、文句を言いながらもその辺を受け入れているのは間違いありません。それでも、サルトリイバラ、ミヤマビャクシン、ヤクシマシャクナゲの総攻撃には参りましたけどね(^^;)
今回の沢は爽やかなだけではなくて泥臭い感じの要素が多分にありましたが、まぁ毎回同じテイストよりも違ったテイストが味わえて、今年はこれで良かったんだろうなぁって思います。
いやぁ、今年も満喫したよ。古賀君♪
一眼の使い方を今年は一杯教えてもらえて、助かったよ^^
来年もまた極上の世界に行こうぜ!!!
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