2020年12月30日 ご家族専用ツアー(西部林道)
前日のヤクスギランドに引き続き、この日は西部林道ツアーにご参加いただきました。
北西の風がとにかく強かったこの日。
雨はたまにパラパラ降りましたが、雨が無くても雨具は着ておかないと寒いくらいの強風。
この風は、前日にヤクスギランドを選択した時点で、覚悟の上。
里でこれだけ寒いのだから、山の上はやはり相当寒いはずです。
それでも、谷間に入ると逆に風が当たらずに平和でした。
このツルだらけの森で、ご家族みんな大はしゃぎ♪
楽しい光景が移った写真は、ご家族のみなさんだけにお届けさせていただきます。
通常の西部林道ツアーでは海まで足を運ぶのですが、爆風過ぎてお子様達にはちょっと大変かなぁということで、この日は海に下りていくのを止めました。
風の当たらない谷間に入ると、水たまりでサワガニ発見♪
お兄ちゃんのY君がAsちゃんにサワガニの居場所を教えてあげています。
止まっていると冷えてきますが、それでも直接風が当たらないここはまだ幸せ。
大きな風の音が上空でし、その向こうで大きな波の音もしていました。
それなのに、どこか平和な空間だったのが不思議な印象でした。
食後はあたりの木に登って楽しむお子さんたち。
植物や環境によって、強い木と弱い木、触れずに残す環境とディープに触れ合う環境などがあります。
ここは両方をクリアできていますね。
西部林道は野生動物の宝庫。
野生動物らしさを失っていないので、動物に対する感じ方や接し方も動物園で見る動物の場合と全くことなります。
写真の中では、ヤクシカの白いお尻がみえますか?
お子さんたちが本当に自然の中で伸び伸びと遊んでいるのを見ると本当に嬉しくなります。
3人が本当に楽しそうで、見ていて非常に気持ち良かったです♪
今、子供たちは大人以上に生きるのが難しい時代になっています。
だからこそ、みんなが笑顔で思いっきり自然を満喫できる時間と場所が大事になってきます。
屋久島の担う役割は、より一層大きなものになっていくなぁと感じています。
そして、自然とお孫さんを繋ぐ役割をNさんが果たしてくれたからこそ、お孫さんたちの純粋な笑顔があるのだと思います。
本当に素敵な家族旅行になったのではないかと私は思っていました♪
今年を締めくくる素晴らしい2日間をありがとうございました!!