2016年7月2日 ○○沢 沢登り
今年は、私の四十肩が酷いためにルートはやさしめに、そしていつも一緒に行くフォレックの古賀君の仕事の関係もありとりあえず日帰りで行く事になった。
いつでも行けると思って、10年以上トライして無かった沢があり、いいタイミングなので今回こそトライすることにしました。
勝手に昨日梅雨明け宣言をしてしまったので(笑)、この日も上天気で何とか面目は保てたかな(笑)
それでも、山の上の朝は肌寒く、最初から今日あまり水に浸かりたくないね…なんてこぼしてました(^^;)
足を一度入れると、なかなかの冷たさでした。
そりゃぁ、まだ梅雨の水量と水温をひきずっていますからね。
当然と言えば、当然なのです。
さて、写真をメインに一緒に屋久島の沢をご堪能ください。
相変わらずの美しさがこの島には在ります
日本庭園はこの自然美から生まれたのでしょう
玉岩がまとまって脇に並んでいる姿に魅せられ…。萌え…(笑)
屋久島の沢は、その花崗岩に出来たポットホールや節理を、その流れで浸食した造形美が魅力です
とろけるような水が溢れ出す、その盛り上がり感を表現したかったのですがいかがでしょう…
え〜い、動画でどうだぁ〜(笑)
ネジバナにも見せてあげたい捻り加減(笑)。これとネジバナが張り合ったらちぎれてしまうかな^^
基本的にはこんなに晴れています!ただし、写真だと色が飛んでしまい上手く表現出来ないので敢えて一瞬陰った時に基本撮っています。
私の心を鷲づかみにした空間です。
屋久島の沢登り、実は森の美しさもその大事な魅力なのです。単なる水と岩からなる美しさではございません!!
苔、巨木、清流、岩、そしてその見事までな在り方。改めて、「自然」という言葉の意味を噛みしめる瞬間です。
清流の流れが止められ、行き場を失った水が独特な水紋を描き、そして砂粒のモザイクパターンを浮かび上がらせる。
最初から最後までこのような自然美で完結していくのです。写真を撮った所だけがこうなのではなく…。
後半に行くほど、水量は減り、岩場を上る場面が増えて来ます。梅雨の水量が残っているので、魅力的な滝と昇華していました。
ここのチョックストーンは流木で塞がれて通れませんでした。写真は、フォレックの古賀君です。
この日の朝、丁度ヤクシマエゾゼミの成体の写真が撮りたいなぁと話していたら、見つけちゃいました。すごいですよね(笑)
途中からは急に沢登りらしくなってきましたが、それも終わりに近づくと寂しいものです。
この沢を総括すると、まぁとんでもなく美しい沢のひとつです。
未来永劫、この姿で在り続けて欲しいですね。
もちろん、自然の変遷はあるでしょうが、人為的影響は見受けられないレベルでいて欲しいです。
そうそう、久しぶりに全く藪漕ぎをしないスッキリとした沢でした!
これは、ありがたい!!
とっても良い気分で終える事が出来ました。
出来たら、今年もう一発行きたいなぁ〜。