数十年に一度の寒波

40年に一度(?)の寒波が沖縄まで下がってくる?

マジか@@;

こりゃ、急いで準備しないとw

2016年1月24日

前日に最後の確認をしながら、これはGOでしょ〜って事で決定♪

一緒に行ったのは、沢登りもよく一緒に行く古賀くんです。

当日は里でもみぞれ。

そして小島より西では強風。

フロントガラスにみぞれが叩きつけられ、堤防に打ち付けられた波が吹き飛ばされています。

台風か、コレはw

プランとしては、通行止めにならない大川林道を利用し、花山歩道を通って永田岳に向かうというものです。

少し余裕を持っての3泊4日。

登山口では雪が舞っていて、一番心配していた低標高での雨は避けられそう。

屋久島みたいな緯度だと、本州の雪山とはまた違う心配をしなくてはならないのですよね(^^;)

雨で濡れて、標高を上げて冷気に曝されて冷凍マグロみたいにはなりたくないですからねww

初日は9時ちょい過ぎに登り始め、のんびりと上がりました。

三日目にあたる26日が晴れ予報だったので、そこで山頂アタックしようというプランなので、あまり急いでも意味が無いのです。

初日は40年に一度の寒波という実感はまだ全然なかったです。

景色はご覧の通り…。

う、美しいw

何年に一度のとかどうでも良いw


数十年に一度の寒波 1


この川で水を汲めたので、雪から水を作る手間は省けました

ガスが温存できますからね♪

ちょっと放って置くと凍りますけどねw

一晩明けてこんな感じ。

2日目からは、スノーシュー装着です。


数十年に一度の寒波 2


それにしても昨夜の風はヤバかった…。

稜線にテント張ったら間違い無く飛ばされただろうなぁ。

ひと晩での積雪は40cm程で、まぁ想定内。

もう20cm位積もっても面白かったかな。

なにより風がとにかく凄くて、うなり音が半端なかった。

この日は、晴れても朝だけかと思っていたけど、予想以上に陽が差して来ます…。

このポイントで晴れてくれたのは嬉しい!

数十年に一度の寒波 3


往復のどちらかで晴れてくれたらなぁと思っていた場所だったので、もう最高!

しかも、微細な粉雪が陽射しによってキラキラと舞い…。

美しすぎます…、ホント。

心温まる陽射しを受け、白く輝く森をゆっくりと楽しんでいると、ランチにピッタリの場所を見つけました!


数十年に一度の寒波 4


最高でしょ?w

陽射しの中を、凍てつく冷気が頬をかすめていきます。

雪山での幸せな瞬間です。

温かいラーメンやスープも最高に染みわたります^^

ゆっくりとしたところで、また登り始めます。

1600m付近まで予定通り上がってきました。

数十年に一度の寒波 5


予定通り、雲が出て来て雪も降ったり止んだりしています。

もう今日は鹿之沢小屋あたりまで余裕だなと思ってました。

この時までは…。

ここからが、南国らしい雪山の藪漕ぎが始まりました。

しかも、積雪量がここからは全然違いました。

スノーシュー履いている状態でも70cmは沈み込むorz

勾配も急な場所なので、上がろうとすると新雪が流れ落ちてきて、しかも自分まで滑って後退…。

進まない…。

おまけに、屋久島ではこの標高でも常緑樹が多いので、枝葉に積雪するのです。

それが、弓なりにしなって登山道をバリケードのように塞ぎます。

皆さん、子供の頃に障害物競走でネットの下を膝をついて匍匐前進したことはありませんか?

まさしくアレの進化版です。

下が新雪、上がしなった枝葉、背中に4日分の荷物と考えたらどうです?

拷問ですw

この辺の灌木は背丈も通常時で2m以上はあるので、まず全部が埋まってしまってその上を歩けるなんて事はありません。

そう、屋久島の冬山で一番大変なのは、森林限界までの藪漕ぎなのです…

ひたすら黙々と歩きます。

休憩時に地図を見ても全く進んでない…。

これは、小屋まで到底つかないかもしれない…。

てか、着かない…。

こうなってくると私はテンションが上がりますw

もう猛進あるのみw

いやぁ、狂ったように歩きましたねぇ〜w

おかげで、妥協点までは何とかたどり着けましたが、核心部を終える事が出来なかった事には変わりません…。

夜中、メチャクチャ冷えました。

ザックはテントに凍って張り付いてますし、底冷えが半端なかった。

この尾根はどうも冷気が上がって来やすいのかもしれません。

確かに、風が強かった時も想像していた方向からは吹いてこなくて、谷から吹き上がって来ている感じでした。

大して眠れないまま、朝を迎え出発の準備。

いきなりラッセル&藪地獄ですorz

果てしない…。

ですが、昨日頑張っておいたおかげで1時間程で谷への下りが始まりました。

下りながらここを登り返せるのかという疑問が過ぎりましたが、突き進みます。

とにかく、10時までに展望のある場所に出る。

そして、そこで天気が回復の兆しを見せてなければ帰るという風に決めてからのトライでした。

新雪と藪漕ぎのミックスにここまで時間を取られるとは、正直甘かったです。

今までラッセル&藪漕ぎは何度もこなしましたが、今回ほど時間とエネルギーを求められた事は無かったです。

良い勉強になりました。

そして、半分埋まっている鹿ノ沢小屋前で軽く休憩して、上がって行きます。

すると、本当に束の間の晴れ間が!!!

キターーーーー!


数十年に一度の寒波 6


うぉ〜、行ってやるぅ〜!!!

と、また猛進w

ですが、もう二度と晴れ間は来ませんでした。

期待出来るような感じでもなく、実際に天気図が思った以上に変わってしまっていたようです。

今回は、青い空と白い山との組み合わせはおあずけのようです。

まぁ、その分混じりけの無い雪の世界を堪能させてもらいました。


数十年に一度の寒波 7


さぁ、下山です。

ラッセル頑張るぞ〜♪w

という事で、帰りの分は割愛しますね(^_-)-☆

下山2日目に晴れて来たので、写真を何点か。


数十年に一度の寒波 8


数十年に一度の寒波 9


途中に、凍てつく七五岳北壁が見えました!

かなりの望遠で撮った写真なのでイマイチの画ですが、やっぱり格好良い!!

堪らないですのぉ〜♪


数十年に一度の寒波 10


屋久島の里でも雪だるまが作れる位の寒波。

私が住む平内でもですよ。

これは、本当に凄い事です。

そんな記念すべき時に、新雪と戯れて雪山を味わえたのは本当にありがたかったです。

感謝。



4 Comments

  1. もりなお 2016年1月30日
  2. ケモ 2016年1月30日
  3. うえもと 2016年2月2日
    • ケモ 2016年2月2日

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