2021年10月13日 天文の森(ヤクスギランド)
前日の白谷雲水峡に引き続きご参加のK夫妻。
この日は大和杉の予定でしたが、翌日から1泊宮之浦岳ということも踏まえて、K夫妻と検討した結果天文の森ツアーへと変更しました。
4日間歩くだけでもかなりのものですからね。
念には念を入れて、1泊宮之浦岳を全力で楽しむためにちょっと調整を入れた感じです。
あとで聞いた話ですが、4年前に屋久島に来た時に軽くヤクスギランドは歩いたみたいで、その時は普通に感じていたようでヤクスギランドかぁと少し残念に思っていたようです。
しかし、その気持ちはヤクスギランドの最深部である天文の森まで歩くことで180度覆ることになるのですがね😉
前日の白谷雲水峡とは全く違う森であることは、歩き始めてすぐに感じる事ができます。
ヤクスギランドの自然はスケールが大きいですね。
雲霧林と呼ばれるこの森は、屋久島のホームグラウンドという感じがしてしまいます。
道中には巨大な切り株も点在しています。
40-50人くらいは入れるサイズだと思います。
お二人もこのサイズの切り株に入った経験はこれが初めてでしょう😁
この日も朝から雨が降って、森は潤いにあふれていました。
苔がいたる所で育っているこの森は、本当に美しく、お二人も雨の日のトレッキングがこんなにも魅力的なのだという事に驚いていました😍
巨大な屋久杉…。
それは倒木だったり、切り株だったり…。
歩いていて、常にまわりには惹きつける何かがあります。
天文の森の看板から、数分足を伸ばしたところに居る釈迦杉。
屋久杉らしい堂々としたいでたちもさることながら、横を流れる小さな水の流れと、苔だらけの環境はいかにも屋久杉が好きそうな環境です。
タカサゴサガリゴケがいたる所からぶら下がっており、雲霧林を歩いていることを実感できます!
本当に美しい森だと思います。
途中で倒木を発見したのですが、偶然にも横に育つヤクスギの洞にスッポリと頭を埋めていました!
よくもまぁピンポイントで洞に入ったものです。
みんなして、その偶然の面白さを噛みしめていました。
ご主人のKさんがヤクスギランドの印象をガラリと変えて帰っていったのは、もう言うまでもありませんね😉
さぁ、明日はいよいよ1泊宮之浦岳ですぞ!