2018年8月16-17日 1泊永田岳(リピーターさん専用)
去年は私の都合もつかずご一緒出来なかったSさんとT君、今年も最初私の都合でご一緒出来ない予定だったのですが、なんとその枠がゴッソリと次週に移動。
思えば、奇跡的な大逆転はここから始まっていたのかもしれませんね^^
1日目
この日は、最初から雨。
元々雨を覚悟で行くというのを前日の打ち合わせの時に決めました。
2日目には奇跡が起きそうな気象状況だったので、もちろんダメになる可能性も残ってはいたのですが、その辺のリスクをお伝えしてもGO!という事になりました。
シトシト、時にザァ〜っと。
雨はコンスタントに降り続けます。
おかげで、花之江河に行くと3匹のヒキガエル達に出会え、T君は凄く嬉しそう(笑)
ヒキガエルさんを見て、ボチボチ朝ごはんのもう半分でも食べようかなとお弁当を広げると、土砂降りに…。
お弁当をビニール袋の中にとりあえず放り込み、イソイソと花之江河を後にしました。
ずっとガスの中を歩いていたのですが、徐々に雲に切れ間が出て来ました。
まぁ、それでも写真撮ろうとするとこうやって雨がすぐに降って来ます…。
と、その瞬間は突然訪れます!
青い空がスコーンと♪
ヤッホーイ♫
来ましたよ、来ました!
初日はあまり期待してなかったのですが、東風があまり届かない永田岳付近まで来たせいもあってか、ついに青空とご対面。
原色の織りなす風景は、本当に夏らしく素敵です。
お二人からも笑顔がこぼれます。
とは言っても、まだまだガスで覆われたり晴れたりを繰り返し、まずは長い1日を終わらせるべく小屋を目指して歩きました。
2日目
起きてみると、満点の星空!
これは、行けるぞ!!
まずはコーヒー飲んで、出発の準備。
と意気揚々としていたまさにその時、雨の打ち付ける音が…。
ショック…。
でも、もう行くと決めたので、出発する事に。
まだ夜の内に(もはやあの時間は「朝」とは呼ばない:笑)出発し、雲に覆われる景色の中ただただ待つ。
もう完全に日の出の時間は過ぎているのだが、雲は厚い。
それでも、私達は時折見える宮之浦岳の山肌に一喜一憂していました♫
すると…、キ、キマシタ!
太陽様、登場でございます♬
永田岳の山頂の岩を飛び移り、ジックリと見えるスポットへ移動。
あとは、立ったり座ったりウロウロしたり(笑)
清々しい母子旅の演出がされ、私も本当に嬉しかった〜!
風が冷たく、前日に靴も雨具も全部濡れてしまっていたので、かなり寒かったです。
でも、耐えました(笑)
というか、あまりにもドラマチックに景色が変わるので、もう心を鷲掴みにされていて寒いとか言っている場合ではありませんでした。
ブロッケン(3重の輪でした!)も見えて、彩雲も2箇所出て、海も見えて。
はしゃぎ疲れるまで心躍らされました♪
景色も段々日中の景色となってきて、そろそろ寒さの限界も来たので、風の当たらない所まで下りて朝ごはんにしました。
本気ではしゃぎ疲れた事をしみじみと実感(笑)
ただただ、温かい朝ごはんは最高でした(*^_^*)
帰路についた私達を、遠く宮之浦岳まで続く道のりが視覚的に導いてくれています。
この光景、好きなんですよねぇ〜♪
お二人に先に歩いて貰ったのですが、予想通り豆粒サイズに(笑)
今回は、最後の最後まで状況に悩み抜き、それを説明し、そして一緒になって「行きましょう!」という決断に至ったその過程が全てでしたね。
2日目の朝も同様でした。
東風だったことにも助けられましたが、全ては外部要因が占めている訳です。
私達に与えられた僅かな選択肢を自分達が納得出来る形で選び、後は運を天に任せた。
結果、私の中でもトップの方にはいるダイナミックな朝に出逢えたというわけです。
結局、感謝しかないわけです^^
今回、リピーターさんだけにしか公開していない1泊永田岳ツアーを選んでくれましたが、リピーターさんはまずはこちらから入って模索してください^^
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