2019年7月30〜31日 1泊宮之浦岳
夏の宮之浦岳、天候が安定しないと厳しいよなぁと常に心配しながらこの日を迎えました。
ずっと良い天気が続いていて、この2日間も雨は降っても本当に短時間だろうし、風も安定しそう。
これならば大丈夫!っとホッとしながら、出発しました。
森の中は直接陽が当たらないので、すごく気持ち良い♪
いくら標高が高いとはいえ、やっぱり緯度の低い屋久島の夏山は基本的に暑いです。
1泊宮之浦岳は、夏でも涼しく深い樹林帯からスタート♪
私たちは重い荷物を背中に背負って登山しているせいで、日陰でも結構汗をかきましたね。
というか、日陰じゃ無いと死んでしまうね…という会話を何回もした気がします(笑)
時折吹く冷たい風がどれだけ気持ち良かったことか♪
夏の強い陽射しさえもしっかりとブロックしてくれる有り難い木々たちですが、その中でも目立った1本がこのハリギリの巨木!
この写真のあたりは標高で1,600m以上なのですが、こんな高所でもこの晴れがつづく夏に飲み水が枯れずに流れ続けてくれるのは本当にありがたいです。
しかもメチャクチャおいしい♪
森林限界を超えるような場所では、点在する花崗岩の巨岩がすごく目立ちます!
この巨岩も、まるで巨大な卵のような岩です^^
美しい時間です。
が、ものすごく寒かった(笑)
真夏でも山頂はやっぱり寒いですねぇ〜。
1泊宮之浦岳ツアーの2日目は、朝陽を見るために超・超早起きですw
外に出るともの凄い星空がありました。
メッチャクチャ早い時間ですので、普通に夜空なんですよね(笑)
そんな真っ暗な中、ヘッドランプを頼りに歩きます。
思っている以上に早い時間でうっすらと遠くの空が白んでくるのですが、そんなわずかな変化を感じるのがもの凄く幸せです。
無事に朝陽の時間までの登頂できるとこんな感じです。
みんな凄く元気だし、健脚なので本来は立ち寄らない黒味岳にも立ち寄ってきました。
荷物はデポして上がったので、体に羽が生えたようでした。
昼前だったので雲が出て来てしまいましたが、私たちは十分満足でした♪
山頂でお昼寝したり(私w)、切り立った眼下を覗いたり、写真を撮ったりと各自が黒味岳の山頂で気持ちの良い時間を過ごしました。
淀川で川に入って、足をクールダウンしたら2日間の旅ももう終わり間近です。
本当に天候に恵まれ、幸せな景色にたくさん出逢い、本当に素晴らしい2日間でした。
さぁ、明日は沢登りですよ〜♪