屋久島とは

まずは屋久島を知ることから旅は始まる
「屋久島とは?」そんな疑問に答えるページをイメージした屋久島全体のGoogle画像

旅をする上で、屋久島の全体像を知っておくことはとても大切です。細かい事は別にして全体像だけは掴んでおいたほうが、現地での情報がスッと入ってきやすいです。せっかくその土地を旅するのですから、皆さんには少しでも多く色んなことを感じ、心に刻んで帰ってほしいのです。まずは一緒に大まかな屋久島について見てみましょう。

屋久島とはどんな島?

屋久島ってどんな島なんだろう?

世界自然遺産の島というのは知っているけど…。

あ、もののけ姫の森があったな…。

みなさんがどのくらい屋久島を知っているかは置いておいて、まずは一緒に地理的なことや人気の秘密、そしてどんな人が向いているのかなどを紹介しています。

屋久島の地理

九州最南端の佐多岬から60km南の海上に浮かぶ山岳島です。

船から少しずつ姿を現す屋久島を眺めるのは、それはそれは圧巻です!

九州最高峰の宮之浦岳(1.936m)をはじめとする山々が連なるこの島は、「洋上アルプス」と呼ばれており、山を歩いているとどこかの山脈を歩いているのではないか!という気持ちにさえさせられる程に山深いです。

(この画像はクリック/タップすると大きな画像で表示されます)

多くの登山者に選ばれている理由

かつては、「種子島の隣の島」という言われ方をよくされていたようですが、以下に挙げるようなビッグイベントにより屋久島は着実に知名度を上げてきました。
  1. 宮之浦岳が日本百名山の1つとして制定(1964年)
  2. 縄文杉発見(1966年)
  3. 世界自然遺産登録(1993年)
  4. 映画・もののけ姫公開(1997年)
今や屋久島を知らない人は誰も居ないと言っても言いすぎではないのではないでしょうか? 飛行機や高速船などのインフラも整備され、来島者数の伸びを支えてきたという事実もまた大きな要素でした。

初心者でも楽しめる

縄文杉や白谷雲水峡といった一部のエリアのみが際立って人気を集めていますが、屋久島の魅力はそんな薄っぺらいものではありません。

1,000年を越えてまだ生き続ける屋久杉はもちろん、日本の固有種であるスギ(Cryptomeria japonica)の貴重な天然林が拡がり、そしてかつて西日本に広がっていたものの現在は非常に小さなエリアに残るばかりとなった照葉樹林がまだまだ大規模に残っているなどその価値は極めて高いのです。

山・海・川、そのどれもが一級品であり、凝縮している事によって、そのどれにもアクセスしやすいというのは我々島民としても、また観光客の皆様にとってもありがたい要素だと思います。

雨の恵みを受けて、杉の根元にはビッシリと苔が映えている写真
大雨で足元の水が川のように流れているのに、笑顔で一杯の参加者の写真

屋久島ならではの魅力!雨

有名な女流作家の林芙美子氏が、その著書「浮雲」のなかで「ひと月に35日雨が降る」と述べていますが、実際降水量は多いです。

屋久島空港に併設される観測所のデータ(1981-2010)までの30年間における平均年間降水雨量は4,477mmです。

平地でこれだけ降るのですから、屋久島中央部に聳える山々には年間10,000-12,000mmもの雨が降り注ぐと言われても納得がいくのではないでしょうか?

ちなみに、標高282mしかないお隣の島・種子島での年間降水雨量は2,345mmです。

地理的には本当にすぐ隣にある島同士、屋久島の山がいかに雨を降らせているかが分かると思います。

ですから、その山に行く時はしっかりとした雨対策をしていくのが必須かと思われます。

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