強烈な風が屋久島最高峰の宮之浦岳を襲っていたこの日。
天気は最高で、永田岳も綺麗に見えていた。
ただ、宮之浦岳山頂は8月でダウンを着ていても寒いくらいだったので、岩陰でコーヒー☕️ を飲んでいた。
そんな少しの合間にドラマは既に始まっていたようだ…。
ザックに忘れ物を取りに行くために、風から逃げるように隠れていた岩陰から頭1つ出した時の驚きと感動は今でも鮮明に覚えています。
ミルクのような濃度を保った雲が永田岳を乗り越えてきているのです!
しばし、魅入ってしまい撮影さえ忘れていました…。
動画を撮ろうと我に返った時は既に滝雲がその範囲を広げ始めた頃でした。
それでも、上方向には雲が上がっていかないことや、あれだけ大量の雲を永田岳の西側の谷から吹き上げているにもかかわらず、雲が消えていっている条件を考えると、まだ滝雲って呼んでいいのかなぁと思いました。
まぁ、なんだって良いのですがね…。
屋久島でまた新たな瞬間に出逢えたなぁと思えたそんな幸せな時間でした。
では、そんな空気感を動画でどうぞ。