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テクニカルロープレスキュー by Rescue3 Japan

2009年11月16日から18日までの三日間、レスキュー3ジャパンによるテクニカルロープレスキューの講習会を開いていただきました。今回の講師は、北海道からお越し頂いた阿部恭浩(あべ やすひろ)さんとそのサポートのシゲさんです。阿部さんの肩書きは、レスキュー3ジャパン・シニアインストラクター、SRTインストラクター及びSRT-1インストラクター指導員、TRRインストラクター。レスキュー3をご存じの方でしたら、「はぁ〜♪」とため息が出る位の肩書き。もちろん、その肩書きに見合う方だったのは言うまでもありません。シゲさんも今回はオーガナイザー的な役割でしたが、スイフトウォーターの時は頼もしい講師です。

参加は、屋久島のガイドが10名、屋久島と種子島の消防署から各1名と、屋久島の消防団から2名の計14名。通常は消防関係の方が大半を占めるだけに、今回は珍しいケースです。そのメンバーに合わせて阿部さんも山屋の経験を活かした講義をしてくれて、消防の人もガイドの人も満足できる内容でした。みんな脳みそが溶け出していましたが(笑)それくらい、一瞬も注意を逸らせない内容だったのです。

さて、詳しいことを説明するのはまず無理なので、さ〜と写真を見てください。


まずは座学なのですが、午前中だけは天気が持ちそうなのでいきなり外での講習。座学は午後からとなり、初めての人はちょっと大変そうでした。ですが、雨の中あれをやっていたら理解度はもっと落ちたでしょうから正解でしたね。


午後からの座学。このシステムが本講習の土台となるシステム。これ分からないと、あとは全く無理です。


二日目。器材を紹介しつつ、システムを組んでみせる阿部さんと超真剣な講習生達。


この日は、ハイアングルのレスキュー。体育館を借りて垂壁での救助を想定しています。ちなみにこれ、要救とレスキュアーを上げているのはたった一人です。システムを組むとこんな事も少人数で可能になります。


三日目は野外。今度はローアングル(40度以下の斜面)での救助。フレームをシステムに組み込んでのレスキュー。


実際に担架を持って降下していくレスキュアー3人。


これはチロリアンと呼ばれる救助方法。川の両側にロープを張って、そこからレスキューに行くやつです。

とまぁ簡単に流してみましたが、やるのは大変難しいです(泣)三日間みっちりと受けたメンバーは、たくさんの事を得たと思います。そのかわり、大分疲れました〜。

今回やったことを忘れないよう、また練習する必要がありますね。応用範囲が広い、本当に素晴らしい技術と心構えを教わりました。どう活かすかが講習生の課題ですね。参加したみんな、お疲れ様〜。

レスキュー3ジャパン公式サイト
http://www.srs-j.co.jp/

阿部さんとシゲさんのプロフィール
http://www.srs-j.co.jp/intra/intra.html

シゲさんのツアー会社(熊本でラフティングやキャニオニング、カヤックをやってるよ〜)
http://www.landearth.co.jp/

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