4月20日晴れ。
なるべく参加させてもらっているこの調査。
絶滅危惧種であるヤクタネゴヨウマツの実態調査をするものだが、すごく魅力的な集まりでもある。
少しでも参加できるというのは、本当に嬉しい♪
以下は今回の調査で出逢ったひと場面です。
まだ葉を展開しきっていない実生一年生♪
この可愛さ、伝わるかなぁ〜。
同じ実生でも、親(背景に写る成木)の前で力尽きてしまう者も・・・。本当に急峻な尾根に生育することの多いこの種は、十分な水を得られず枯死していくものも多いという。
枯死した個体からは、ドリルで穴をあけていき、中の木くずをサンプルとして持ち帰る。それを、樹木医の方や森林総研に渡してマツノザイセンチュウの存在を調べてもらうのだ!
ちなみに、マツノザイセンチュウとはマツノマダラカミキリによって運ばれるという体長1mmにも満たない生き物だ。
歩いていると、ヤクタネゴヨウマツからの松ヤニか??と思うものを発見。手に取ってみると、ナント水晶ではないか!?しかも結構大きい。ヤクタネゴヨウマツの調査でなければこの石に呼び止められることもなかったかもしれない。土の中から頭をひょっこり出していた水晶を見て、そう思った。