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登山とは単に山を登ることでは無いということ

2017年6月17-18日 1泊縦走(淀川→荒川)

梅雨真っ盛りのはずのこの時期に縦走…
私も雨を覚悟しておりました。
そして、お二人も覚悟していたわけですが…
なんとか、上がってくる梅雨前線が少しかすめただけで乗り切る事ができました。
しかも、雨は夜だけというラッキーさ♪
 
ご覧のように薄雲は広がっているものの、景色は一望できました!
黒味岳をグルッと廻った場所にある投石平で、黒味岳を仰ぎ見るお二人です。
あ、今回は後ろ姿のみの登場ということでというお願いでした^^

黒味岳の背後に廻り、投石平から黒味岳を仰ぎ見る大きなザックを背負った2人の写真

 

投石平を過ぎると一気に奥岳の景色が広がってきます。
そして、こんなにもまだヤクシマシャクナゲが残って居てくれたことに感謝でした!!

今シーズン最後となるであろうヤクシマシャクナゲに包まれて宮之浦岳へと歩を進める2人の写真

 

ここから、宮之浦岳に向けて高度を上げていくのですが、投石平〜宮之浦岳間はドラマに包まれておりました。
この区間の写真がほとんど無いのも、その格闘が物語っています。
Mさんは屋久島の山々から強烈なメッセージを受け取っている最中で、でもご自身の力だけで乗り切った。
宮之浦岳山頂までは本当にご自身の力で登り切ったのが大きかったと思います。
その間に渡された屋久島からのメッセージは、まぁ強烈でしたね…。
これはとても1日で受け取れる量では無かったですが、Mさんの今後のためには非常に大きな変化をもたらしてくれるであろうメッセージでした。
 
平石までは、何故か2m先をヤクシカにずっと先導され、ヤクシカが横に逸れたら今度はでっかいヤクザル二頭が現れ、これまた私を先導(笑)
私たち、お互いの存在は認識していたものの、何となく一緒だったんです♪
 
平石を抜けるとすぐに樹林帯へと入る訳ですが、突然現れるのがこの坊主岩。
この岩、突然現れる感じと、そのまん丸とした形がどうにもこうにも印象的です(笑)
結局、下りは大分復活して、新高塚小屋に滑り込む事が出来ました!

 

2日目は、山小屋で朝食をとってからスタートする事にしました。
おかげで、新高塚小屋から高塚小屋間の森を明るい状態で見る事が出来て、とても良かったです。
特に前夜に雨が降ったので、木々も活き活きとしていました。

勢いを感じさせる屋久杉を下から仰ぎ見る参加者二人の写真

 

朝の光景、本当に綺麗だったなぁ〜。
水蒸気と下から射し込む朝陽との演出など本当に美しかった♪

太陽がやっと上がって来た朝の森の清々しさが巨木の森に訪れた瞬間を捉えた写真

 

森を楽しみながら歩くと遂に縄文杉とご対面。
最初だけもう一グループいましたが、その後は私たちと縄文杉だけ。
森をじっくりと感じるために、デッキにドカッと座って静かに静かに眺め続けたものでした。
至福の時間でした。

朝の縄文杉を貸切で見ている二人の写真

 

帰りは河原でご飯を食べたり、足を水に浸けたりと、ゆっくりしたもののあっという間に時間が過ぎて行きました。
色んな事に見守られて過ごした二日間で、登山というものが単純に山を登ることでは無いんだということをシミジミと感じる事が出来た二日間でした。

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