白嶽は対馬の丹田のような場所でした
白嶽(しらたけ)登山に挑戦したのは2023年11月13日。
この日は3日間お世話になったさごんヴィレッジを去る日です😢
最後の朝食は和食でした😊
これ、メチャクチャ美味しかったなぁ〜。
もう毎日和食で良かったくらい美味しかった。
特に、焼きサバ。
屋久島でもメチャクチャサバ消費しているのに、美味しい!ってしみじみ思いましたよ。
白嶽に登る活力をもらいました。
白嶽までは車で1時間半近くかかるので、いつも通り朝7時にご飯を食べてから出発しました。
この日はかなり天気がよくて、和多都美神社に再度お詣りしてきちゃいました😊
そして、烏帽子岳展望所にもリベンジ。
この日の方が雲が圧倒的に少なかったのと、ひょっとしたら人がいない状態でゆっくりと見られるかも!というのが理由です。
やはり晴れ渡った浅茅湾は美しいですねぇ〜😍
1分位したらまた団体さん達がゾロゾロ来たので、もう直ぐに去りました😆
良い景色が見れて良かった♪
和多都美神社や烏帽子岳展望所などは、2日目のブログに詳しく書いています👇
白嶽への登山口は、対馬エコツアーさんでシーカヤックをお世話になった際に分岐点を見ていたのでスムーズに行けました。
まぁ、ナビに従えば良いだけですがね😆
趣のある小さな田園風景を抜けて、狭い山道を車で走って行くと、途中に公衆トイレがあります。
登山に行く方にとっては最後のトイレになるので、立ち寄っておくと良いでしょうね。
登山口に到着すると、立派な看板が!
地図アプリなどを使っていない人は、この看板を写メって見ながら行くといいかもしれませんね。
地図とコンパスのセット、もしくは地図アプリ(YAMAPなど)を使う方が安全です。
こんな情報もありますので、注意して登りましょう!
さぁ、いよいよあの白嶽に登る瞬間が来ました。
白嶽は対馬で霊山として崇めれてきたやまです。
そして韓国との大陸的近さ故に、大陸系植物が取り残されている場所でもあります。
そんな山に登れるのですから、それは本当にワクワクしますよねぇ〜♪
木漏れ日を感じながら歩いていると、またもや炭焼き窯を発見。
植林地帯を歩きやすい道が続きます。
この白嶽登山のイメージとしては、半分は沢沿いの歩きやすい道、残り半分が急な岩場を含む傾斜地といったイメージです。
前半は谷沿いなので歩いわけなのですが、こ〜んな普通の道さえも気持ち良く歩けてしまうのは、今回の旅が「島旅」ということも関係していると思います。
単に登山で来てたらこのような道は普通に歩いてしまうだけですが、対馬が島で在るという存在が特別なエッセンスを加えてくれます。
この感覚、伝わりますかね?😅
しばらく行くと登山道の作りが異なる一角を発見!
浸食が進んでえぐれてきてしまっていたのでしょうかね。
ここが近自然工法で行った登山道整備箇所なのだろうか?
見た瞬間そう思ったのですが、果たして…。
登山者たちの遊びなのでしょうかね。
面白いは面白いですが、好き嫌いは分かれるかもしれませんね。
徐々に勾配がついた登山道を上がっていると、突然目の前に巨大な岩が現れました。
岩の下には、石を組んで水平を出しているところもありました。
雨を凌いだり、昔は山で夜を明かしたりもしていたのでしょうね。
特に白嶽は山岳信仰の山ですからね。
全体像はこんな感じです!
看板…。
そ、その位置は…😆
岩屋の近くで周りを覗いてみると、気持ちの良い青空の下、対馬の大地が広がっています。
最高じゃないですかぁ〜✨️
こういう登山道テープ好きだなぁ〜。
結構厚みのあるテープだったから劣化速度も遅そうだし、なによい対馬の形をしたロゴと「つしまヂカラ」という言葉。
こういう登山道テープを屋久島も統一して作ればいいのになぁ。
イイギリの実かな?
奥の岩壁と朱い実のコントラストが綺麗でした。
あたりの木々を見ながら気持ち良く歩いていきます。
すると、突然鳥居が出没。
山頂までまだ40分あると表示されていますので、結構距離がある段階で鳥居が出てきたことになりますね。
一礼して奥に入らせてもらいます。
道中に巨岩があると、そこには祠があるといった感じで、結構目にします。
徐々に急登になり、張られているロープを利用しながら登る場面も出てきます。
「祓戸神社」とあります。
神道においては祓を司る神様なので、ここでお祓いをしてから上を目指したのでしょうか?
ガイドさんと登るとこういう疑問には全て答えて貰えるでしょうから、次はやはりガイドさんと登ってみたいですね。
暫く行くと、また巨岩と祠が。
同じ場所の更に奥にはまたシンプルな祠もありました。
徐々に山頂が近くなってきているのが感覚的にも分かります。
すると、突然目の前が開けて大岩の上に放り出されます!
「岩のテラス」と呼ばれるスポットです。
山頂では風が強かったですが、ここは風も弱く穏やかだったのでゆっくりするにはこちらの方が適している日もあると思います。
まぁ、風向き次第でしょうかね。
遠くに見える直線は空港かな。
大岩付近をウロチョロしていたら、ちょっとした物陰にフレッシュなトイレ痕が…😢
10cmでも掘って埋めるだけで、腐葉土層による分解が早くなりますので、それくらいはしましょう!
放置プレイはどんな山でも禁止です。
そして何より、山頂付近は神様が祀られている場所ですから、登山者はもっと配慮すべきですね。
狛犬さんたちに噛みつかれますよ〜😁
山頂か!と思うがまだ高い所が見える。
いくつもの祠が置かれている。
色んな神様が祀られているのは御嶽同様ですね。
ここから山頂部に繋がる道をあと少しだけ進みます。
結構、細い道ですね。
注意して登らないと、ここは確かに危ないです。
一人なので、気をつけながら上を目指すと遂に標高519mの白嶽山頂に到着です。
小さな双耳峰の様相を呈した白嶽なので、その片耳となる東岩峰(雌岳)を望みます。
奥には浅茅湾が広がり、対馬らしさを改めて実感させてくれます。
やはり、浅茅湾は対馬を代表する景観ですね😉
この日も山頂に上がると韓国がよく見えました。
余程ラッキーじゃないと韓国は見えないと思っていたので、韓国が見える日が結構多くて驚きました😲
更にその奥には周りより一段飛び出した御嶽が見えます😊
対馬の背骨を繋いで俯瞰している気分になり、改めて御嶽に登って良かったなぁと思いました。
更に御嶽アップ。
御嶽LOVE😁
南を望めば龍良山が!
分かりにくい…😆
結局山頂に2時間近く居ました。
誰にも会うこと、そして結果的にこの後も誰にも会うことはありませんでした😁
最高ですね、対馬の山♪
この日は風が冷たかったので、風の当たらないちょっとした岩の凹みで実を低くして座っていました。
そして、前日に残してタッパーに入れてもらったあなご亭の天ぷらの残りを、途中で買ってきたおにぎり🍙と一緒に食べました♪
さすがにしっとりと、冷たくなっていましたが、前日のサクサク天ぷらを妄想しながら食べました。
この日は宿も変わるので、宿で少しゆっくりする時間もとりたいので下山することに。
まぁ、2時間も居ましたしね😆
山頂から鳥居らしいものが見えたので、そちらにも足を運んでみます。
ここに鳥居を設けた感覚がとても好きでした。
素晴らしい場所ですし、岩の裂け目に神様を祀りたくなる気持ちが本当によく分かります。
鳥居の向こうへ入ることは禁じられていますが、そりゃぁそうだよね〜という感じでした。
全ての祠に再度ご挨拶をし、満たされた心で下山を開始。
帰りはいつも通りルンルン歩きなので速いです♪
歩いてるだけで気分はサイコー✨️
基本的には下りの方が圧倒的に事故が多いので、基本的には下りは慎重に!
途中なんか貼ってありました。
字が読めないので分かりません😆
あっという間に登山口まで戻ってきてしまいましたが、ふと目を横に逸らすと色んな神様たちが…。
どういう目的なのか知りたかったなぁ〜。
いやぁ、大満足の登山となりました。
もっと早い日程で登るだろうと漠然と思っていた白嶽でしたが、実に最終日前日というギリギリのタイミングとなってしまいました。
でも、最高の天気に恵まれて幸せでした。
あ〜、明日はもう対馬を離れるのかぁ〜。
寂しいなぁ〜😢
一週間じゃ短かったなぁ…。
登山の疲れを宿坊・西山寺で癒やす
気を取り直して、楽しみにしている今日の宿に行こう!
この日お世話になったのは、宿坊・西山寺。
対馬の歴史あるお寺に泊まれるというだけでもスゴイですよね!!
暗くなる前にチェックインできました。
宿坊ですがとっても快適に過ごせるように作られています。
お部屋もベットがひかれとても綺麗。
この部屋はおトイレも付いています。
右奥の襖を開けると、洗面台とトイレがあるという面白い造りです。
お風呂は共同ですが、結構ちゃんとしたお風呂でビックリでした😲
一人旅には勿体ないほどの空間でしたが、こういう宿があるのもまた対馬の魅力ですね。
庭に出て少しお散歩。
対馬の岩の特徴を活かしたオブジェ?がありました。
外観はこんな感じです。
近くのお寿司屋さんに行こうと思って、門をくぐろうとするとポツンと明かりが灯されていました。
外にはツワブキの花が咲き、紫陽花の花がドライフラワーのようになって残っていました。
そうそう、この西山寺に来るまでの小路具合がエグイ😆
とんでもない所に入り込んでしまったと思いましたよ。
しかも、レンタカーなので絶対にぶつけたくない!!
結構緊張しました。
もうゆっくりとしたかったので、晩ごはんを食べる場所は徒歩圏内で行けるお店が良いなぁと思っていました。
すると、ちょうど良さそうなお寿司屋さんを発見したのでそちらに。
念のためにググってレビューを見ても良さそうなので決定〜。
日本語と韓国語併記は対馬のデフォルトですね。
対馬感が湧きます😆
めぼしいものを頼んでみました。
まぁ、普通だったので追加注文はせずに夜ご飯終了。
正直、ここまでの対馬旅が満足すぎて、もう十分です😊
暗くなって宿に帰ると宿の雰囲気がまた変わっていました♪
この日、急遽立ち寄った小麦の奴隷(対馬店)でかねてから食べたかったカレーパンともう一点をゲット。
それにしても、小麦の奴隷が対馬にあったことにビックリしました!
お部屋で夕食の続きとして、パンを食べる作戦です。
そうです、寿司からのカレーパンですが何か?😆
どちらもとても美味しかったので、チェーン店ではありますが選択肢としてアリだと思いました👍
さて、静かな夜を過ごしていたら早々に眠くなったので寝ることにします。
👇👇👇翌日に続く👇👇👇