先日、子供が通う小学校に植えられたサクラの木で変なモモスズメ(スズメガ科)を発見。
しかも、何やら繭に包まれている。
まずは動画をどうぞ。
モモスズメサムライコマユバチによる寄生の実態(動画あり)
繭に包まれていると言っても全身では無いし、本人は嫌がっているようにさえ見える。
最初はアリを嫌がっているものとばかり思っていたので、この先入観が邪魔しました><
チョウにしても、蛾にしてもこんな繭みたいの作るやつ居ないよなぁ〜。
羽化には邪魔でしかないのになんて思って調べていると、
寄生バチまたは寄生バエが犯人でした ヾ(;´Д`○)ノぁゎゎ
子供の頃に見た寄生バチとかは、蝶のさなぎから出て来たりするものばかりしか目にしてなかったので、このタイプは始めてでした。
今回の寄生バチは、「モモスズメサムライコマユバチ」が最有力候補ですが、果たしてどうでしょうか。
3,4日経ってから繭(?)だけは回収して虫かごに入れてあるので、寄生したやつの成虫が出て来てくれることを願っています^^
ちょっとキモいと言われるであろう表現が入りますので、苦手な人はこの辺で止めておくことをお薦めしますw
(再開)
このモモスズメに寄生したモモスズメサムライコマユバチですが、体内から出て来るのにモモスズメには外傷が一切ありません。本当に凄いです。
出て来ると、要はモモスズメの幼虫にたくさんのウジちゃん達が群がっているような状況になるようです。
そして、この繭のようなものをホストのモモスズメの周りに作り、羽化していくという訳です。
寄生バチ幼虫が出て来てから、6時間程で繭を作るところまで行くそうですよ@@;
「モモスズメサムライコマユバチ」で検索すると、エグイ画像がたくさん出て来ますww
自然界で生きていくって本当に大変ですね。
改めてそう感じさせてもらいました。
恐らく、このホストは衰弱して死んでしまったでしょうから…。
学校の子供達にも見せたかったな。