本日はご報告です。
今年の2月から研修をしていたせりかちゃんですが、7月の下旬に研修を辞退したいという旨を頂きました。
まだ半年なので私も「エェ〜@@;」って思いましたが、気持ちの無い状態でやっても何も生まれないのでそのまま素直に受け入れさせて貰いました。
もう少し認めて欲しかったようですが、私は1年,2年で計を錬っていたのでギャップが生まれたのかなぁ。
半年では、まだ何も…。
まぁ、しょうがないですね。
ただ、今までせりかちゃんを応援してくれた数々の参加者の方、本当にありがとうございました><
本人もあれが無かったら、もっと頑張れなかったと思います。
本当にたくさんの応援、ありがとうございました<(_ _)>
さて、ここからは自分の考えであって、縁あってこの記事を読み、自分に問いかけてみようと思えた方は
引き続きどうぞ^^
結構めんどいかもww
ガイド育成を例に取ると、
短期間で適当なガイドさんに育てる事は簡単だと思います。
聞かれそうな事だけ表面的に覚えて貰って、植物なども良く見かけるものを教えて♪あとは、面白楽しく♪
そうすれば、とりあえずそれなりの数の方に「スゴイですねぇ〜♪色々と知っていますねぇ〜^^」って言ってもらえるでしょう。
それで良いのならば、私みたいなタイプのもとで学ぶ理由は一切ありませんww
むしろ、時間がかかるだけで損しますw
でも、それ(簡単な達成)って楽しいのでしょうか?
それって、ずっと自分に納得していけるのかな??
どんなに他人に認められても、一番難しいのは「自分」に認めて貰う事だと私は思っています。
だから、しっかりとした自分を築いて、自分を客観的に評価出来るようになれば、他人の承認を必要とする場面は減ると思います。
ただ、「認められたい」という欲求はそもそも人間に備えられている欲求ですので、その部分も受け入れなくてはいけませんね^^
これは私の今後の課題だなぁ。
教わって知っている事だけでは何も出来ません。
でも、きっかけをもらって、そこから自分で少しずつ調べて深めていくという作業には、本人が思っている以上のモノが得られると考えています。
最近の傾向として、みんな答えを早く求め過ぎな気がしています^^
(これだけ頑張ったから、もうこう成れて良いはずだ!みたいな。でもそれって自分で決める事ではない)
知っている事と、出来る事が違うという原則に立って考えれば、もう少し時間がかかる事が納得行くと思うけどなぁ。
知っているだけで出来るならば、本読んだだけで一流スポーツプレーヤーも夢ではありませんw
あと凄く大事だと思う事。
教わる事には「背景」がなかなか伴って来ない。
教える時に、ある程度分かり易くするためにはまとめる必要がある。
そうすると、その大事な背景な部分が抜け落ちやすいのですよね。
特にパターン化したものはその最たるものだと思います。
例えば、ボクシング(パンの焼き方とかで説明したらもっと分かり易いなぁ。友達の料理人にコメント頼むか?w)
相手が右のフックを出してきた。かがんでかわして、カウンターを入れて勝った。
あ〜、あぁやれば当たるんだぁ〜!
真似したらアッパーを喰らってダウンw
当然です。
勝った人は、かがむときに相手の体が流れているのを感じたから敢えて下にかがんだ。
当然下半身がしっかりと定まっていない相手に、カウンターはモロに効きますよね。
一方、形だけを真似した人は、背景が分かっていないから下半身の強い超インファイター(ガンガン前に出てきて戦う人)
の人に同じように通用すると思って全く同じ事を、同じ技量でやる。そして、マットに沈む。
同じ技量で、同じ事をしても、背景が違うと結果が違う。
でも、人はその人がたくさん苦労して得た経験値(背景)には注意を配らない。簡単に見えないからしょうが無いんだけどね。
じゃぁ、その背景を1つ残らず教えたら…。
経験値が無ければ混乱して悩み続けるのでしょうね…。結局は、自分で経験して少しずつ背景の領域を自分の中に落とし込んでいく
しかないのだと思います。
少なくても、「背景」の存在を知っていたらそこに注意が行くし、そこを意識する。
見ているもののその奥を意識する。
なんか熱く書いてしまいましたが(^^;)、こういう生き方って面倒なだけですかねぇ…。
時代に合わないのかなぁ…。(私は時代に合うという事はすごく大事な要素だと思っています。迎合とは違うよ^^)
仕事を教える時って、仕事だけ教えていれば良いのかなぁ。俺にはそんな割り切り出来ないなぁ…
これから新しい事に挑む人の参考になってくれたらいいなぁ…。
「素直」に「愚直に」。最初はこれが一番近道な気がします。
全体像が見えていなければ、それがそもそも近道が回り道か、判断出来ないはずですから。
そして、私に厳しくしてくれたかつての上司に、心から感謝しています。
この感謝は年を重ねれば重ねる程深くなっています。
答えは常に自分の中に。
コレ、私の座右の銘です^^