
梅雨入りを思わせるような5月も下旬。
なにやらグリーンメタリックに輝く昆虫がいるではないですか♪
花崗岩の上でうろついているヤクアオハムシダマシ(Arthromacra yakushimana)
ヤクアオハムシダマシは、屋久島の固有亜種でなのだが、普通種のアオハムシダマシとの違いをまとめてみる。
- 普通種のアオハムシダマシは脚にもメタリック色が混ざるが、ヤクアオハムシダマシの腿節(たいせつ)は茶色い単色であること
- オスの生殖器の形状が異なること
この時期は、屋久島の山を歩いていると比較的よく目にする種でもある。
亜種の中で唯一、腿節部分が単色というのは注目点と言っていいでしょうね。
タマムシなみに綺麗なメタリックなのだが、やはり玉虫色という日本語をゲットしたタマムシにやはり軍配をあげたい(笑)
その辺の感覚は、今も昔も同じですな。
やはり、タマムシさんの方がこう表面が滑らかなんですよねぇ〜。あとは、色の多様さと♪
この時期、色々な昆虫を見ながら歩くのも楽しいですよ!
ヤクシマアオハムシダマシのデータ
Data
名前:ヤクシマアオハムシダマシ
学名:Arthromacra yakushimana
場所:淀川登山道
観察日:2016.5.21
標高:1,350m付近