いよいよ最終章がはじまる。 旅の後半はものすごく落ちついた、静かな時間を満喫出来たと思う。 Arrigetch Peaksでのキャンプ生活も残る所2日のみ…あとはブッシュパイロットが私たちをセスナで迎えに来てくれるのを待つだけだ 7日目 下流へ向けてどんどん歩いていき、開けた所でフッと振り返ると、峰々が見えるでは...
Arrigetch Peaksの記事一覧
何も求めなくなっている自分がいる… そして、アラスカの大地だってただただ無機質に広がっているだけだ。 でも、そこで感じられる空気感がとてつもなくたまらないのだ…。 Arrigetch Peaksの針峰群最深部で見つけたカリブーの角、それをかじったげっ歯類の噛みあと…そんな形跡だけがここに動物の息づかいをかんじさせてい...
9日間の旅もいよいよ折り返し。 トラブル続きで始まった旅も、今は時間が静かに、そして大きく流れている。 これがアラスカの大地を流れる時間なのだろうか…。 Arrigetch Creekを目指し、熟したブルーベリーをむさぼるように食べ、ポーキュパインとの出逢いに恵まれる1日がはじまる 5日目の朝 これからはいくつかの...
なかなか青空が顔をみせない。 冬も近い北極圏ということを考えると、よくは分からないが当たり前のようにも感じた。 中央ブルックス山脈に内包されるArrigetch Peaks だが、原油採掘で揺れ動く政治的に危うい場所でもあり、時代を超えてこのままの姿で居て欲しい場所である 4日目 起きて遠くを望めばブルックス山脈の...
初日から命に関わる道具が2つも破損していることが発覚… かなり手痛い事実だが、もう8日後までは誰も来ない… 何とかするしかないのだ… 2日目 あいくにくの悪天候にあい、この日の移動は諦めた。 地形確認のために、もう少し上の稜線まで出てカンをつかむ。 その後は持参した「極北の動物誌」を読んで一日を過ごした。 こんな日は...
2005年8月27日 夏の屋久島を抜け出し、一路アラスカへと向かう。 成田からシアトル空港に行き、そこで11時間のウェイティング! 格安航空券だからしょうがないが、コレは相当堪えた。 そして、やっとの思いでアラスカ航空に飛び乗りフェアバンクスに向かった。 到着一番思ったことは・・・。これって相当寒くない?? どうやら3...