ガイドの選び方

ガイドは必要?そのポイントは…
紺碧の空の下、山頂に立つガイドを下から撮影した写真

かつては150名とも言われるガイドが居ましたが、今は少し減って100名ちょっと位でしょうか…。

それでもかなりの数のガイドがいることになります。それに伴い、屋久島でのガイド選びはかなり長い道のりとなることが多いようです。

ツアーの善し悪しだけでなく、旅の善し悪しまで影響するガイドの選び方。

見るべきポイントを6つに絞って、皆さんがご自身に合ったガイドさん選びが出来るよう最後までお手伝いさせていただきます。

では、早速ガイド探しの旅に出ましょう!

そもそもガイドは必要?

これは、完全に皆さん次第です。ちなみに、私は国内外の山に自分1人や仲間と登りに出かけますが、そこの自然をもっと知りたいと思った時はガイドさんをお願いします。

自分1人で登ることはもちろん可能なのですが、それとは別な要素としてなのです。安全面や体力面など不安要素を緩和させるためにガイドをお願いする方が多いかもしれません。

ですが、そのような利用に留まらず自分1人では決して味わえなかったであろう経験や気付きを求めてガイドを利用するという、積極的なご利用も提案したいですね。

更には、ご自身がステップアップするためにツアーに参加するという形もあります。

ガイド歴は大事?

HPなどで掲載されているガイド歴は、目安程度です。これは、屋久島ではガイドを始める際に届け出申請を必要としてこなかった経緯が関係しております。

自分がガイドを始めて知っている1998年以降だけでも、この事実は変わりません。1年に1度でもガイドをすれば、ガイド歴に含まれているような現状なので、やはり参考程度で良いと思います。

ここで、ひとつお願いがあります。ガイドを始めた若い人は、寛容に見守ってあげてください。若い人に経験年数なんて多いはずがありません。これは、どんな分野でも同じですよね?

私自身、多くの参加者の温かいサポートでここまで来れたと思っています。そんな頑張っている若いガイドさんにももの凄いメリットがあって、経験年数が長い人達よりも情熱に溢れていることが多々あります。

その情熱が、ツアーをより輝かせてくれるエッセンスとなる事は間違いないでしょう。私は、情熱は何よりも大事なのではないだろうかと思っています。

情熱と経験、このバランスが大事なのかもしれませんね。

取得した資格のバッジを並べた画像

保有資格はしっかりと確認しましょう

ガイドって資格が要るのですか?とよく聞かれますが、答えはNO!です。

日本では、ガイドになる為に取得しないとならない必須の資格というのが存在しないのです!

これが、ガイドの質を担保出来ない大きな理由と言えるでしょう。

それ故、余計にどんな資格やスキルを積極的に習得しようとしているかを見る事は大事なのです。

資格はガイドをお願いする側からすれば「ものさし」みたいなものだと思います。

しっかりとその判断基準を提供している事は、信頼出来るガイドの要素と成り得るでしょう。

ガイドを頼めば安全?

ガイドって資格が要るのですか?とよく聞かれますが、答えはNO!です。

日本では、ガイドになる為に取得しないとならない必須の資格というのが存在しないのです!

これが、ガイドの質を担保出来ない大きな理由と言えるでしょう。

それ故、余計にどんな資格やスキルを積極的に習得しようとしているかを見る事は大事なのです。

資格はガイドをお願いする側からすれば「ものさし」みたいなものだと思います。

しっかりとその判断基準を提供している事は、信頼出来るガイドの要素と成り得るでしょう。

研修中に雪化粧をした北岳を眺めるガイド

屋久島以外でのフィールド経験はありますか?

この要素は、スキルだけでなくて「心」の部分にも大きく影響してくると思います。

まず、ガイドをするくらい山・川・海が好きだったらそのフィールドを他のエリアでも経験してきているはずです。

屋久島の事は屋久島に居て分かるかもしれませんが、日本の中の屋久島、世界の中の屋久島という見方は中に居ただけでは決して得られません。

まぁ、そんな理屈抜きに好きならば他のフィールド見てきているでしょ?って思いませんか…?

屋久島での経験+外での経験の両方が分かるよう提示されていると親切なガイドさんですね!

感覚的に合いますか?

実はこれが一番難しいです。HPでの情報は本人達が書きますのであくまでも主張にしか過ぎません。そして、雑誌にしても広告は出せます。

知っている人からの口コミは一番信頼性が高くハズレを外せる可能性は高まりますが、ご自身に合っているかどうかまでは担保してくれません。では一体どうすれば…?

この問いに対する完全な答えは、恐らく実際にそのツアーを経験してみるまでは無いというのが答えでしょう。私自信にも「もう帰っていいですか…」とまで言いそうになったツアーに実際に参加した苦い経験もあります。

なので、ガイド選びの難しさは皆さんと同じように経験済みです。結局、自分と似た価値観・感覚の持ち主であるかどうかを見抜くのは、皆さんの勘(嗅覚)が必要です。

そのためにも、非常に大変な作業でしょうが、お願いしようとしているガイドさんのサイトなどを良くご覧下さい。そこから感じ取るしか無いのです。

情報を鵜呑みにするのではなく、そのサイトを通して何を伝えようとしているのか、どんな事に配慮されているのかなどを感じ取る事が大事です。見えない所を感じ取る、ガイド選びは皆さんのそんな力も必要なのです。

ご自身と価値観の合う屋久島のガイドさんに出逢えたら、それは素晴らしい出逢いへと変わります。ガイドと参加者という関係から、人と人という関係へと昇華していきます。
リピーターになって頂けている参加者の方というのは、そういった部分でまたお越し頂いているのだと思います。

少なくても、自然のポケットではそのように思い、お付き合いさせていただいております。いつもこの素晴らしいご縁には感謝ばかりしています。

「ガイドの選び方」でとても重要な要素をイメージした画像。永田岳山頂で、両手を広げて眼下の景色を楽しむリピーターさんの後ろ姿

「ガイドの選び方」の結び…

色々と基準を記し、なるべく客観的にお伝えしたつもりですが、いかがだったでしょうか?

それでも誰かを通して発せられた情報というのは、その時点で何らかのフィルターがかからざるを得ないものです。

ここでの情報を参考にして頂き、皆さんご自身でしっかりとガイドさんを選んでください。

そして、この素晴らしく、美しい屋久島で、是非魅力的なガイドさんと素敵な時間をお過ごしください。

皆さんが笑顔でこの島から帰られることを願っております。

そして、屋久島という島と人生を通じたお付き合いをしていただけるようになれたなら、それはきっと人生を豊かにしてくれると思います。

それだけの魅力がこの島にはあると私は信じています。

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